歌手・指揮者 高曲伸和
プロフィール
6月20日兵庫県生まれ、ふたご座のAB型。
同志社高等学校、大阪音楽大学を経て同大学院修了。奨学金を得て渡蘭、高名なバリトン歌手マックス・ファン・エグモント氏の元で研鑽を積む。
バッハ《マタイ受難曲》、《ヨハネ受難曲》、ヘンデル《メサイア》、シャルパンティエ《テ・デウム》、《真夜中のミサ》、ハイドン《天地創造》、モーツァルト《レクイエム》、ベートーヴェン《交響曲第9番》、フォーレ《レクイエム》などのバリトン・バス独唱を務める。中でも、2014年10月C. P. E. バッハ《マタイ受難曲》のイエス役(いずみホール)は音楽之友誌上でも「充実の歌唱」と評を得た。
舞台では『フィガロの結婚』フィガロ、『ドン・ジョヴァンニ』マゼット、『魔笛』弁者、パパゲーノ、『宮廷楽師長』宮廷楽師長、『ヘンゼルとグレーテル』ペーター、『電話』ベン、『カルメン』エスカミリオ、ダンカイロ、『こうもり』アイゼンシュタイン、ファルケ、『天国と地獄』プリュトンなど主要キャストで出演。ブロードウェイミュージカル『二都物語』(新国立劇場・オリックス劇場)主演シドニー・カートン役では新境地を開拓。2023年にはRaiBoC Hall(埼玉県)にて新作ミュージカル『神の道化師』主演ジョヴァンニ役を務めた。
一方指揮者としても活動の幅を拡げ、バロックから古典派のスペシャリストとしてバッハ《マタイ受難曲》、《ヨハネ受難曲》、《ロ短調ミサ》、ヘンデル《メサイア》、モーツァルト《レクイエム》、《ハ短調ミサ》、ベートーヴェン 交響曲第9番のほかオペラも含めた声楽作品を中心に幅広いレパートリーを持つ。手兵アンサンブル・フロットほかプロオーケストラへ客演、文化庁主催青少年のための音楽教育プログラムでも全国各地へ巡回公演を重ねている。近年では故中村健氏の後任としてベガメサイア(宝塚ベガ・ホール)指揮者就任のほか、クラシック音楽のみならずスタジオジブリ作品のテーマ曲による全国ツアーや、兵庫県立芸術文化センター他でミュージカル公演の指揮、宝塚歌劇団では録音音楽指揮や宝塚大劇場公演副指揮者として多くの公演を支えている。
2017-2019年KBS京都テレビ「おやかまっさん」レギュラーのほか各メディアへ登場。
これまでに玉木康之、蔵田裕行、森池日佐子、新川和孝、田中勉、本山秀毅ら諸氏に師事。
アンサンブル・フロット音楽監督、大阪音楽大学演奏員、日本指揮者協会会員、NPO法人関西音楽人クラブ運営委員。